ステンレスは、とても優秀な金属です。
たくさんの優れた特長の中から特にみなさんに知ってもらいたいことを4つご紹介します。
鉄にクロムを10.5%以上混ぜるとさびにくい金属:ステンレスに生まれ変わります。どうしてでしょう?
鉄にクロムが混ぜられると、表面にうすい皮膜(不動態皮膜)ができます。この膜は傷ついてもすぐに新しい膜が再生され、サビの発生を防ぎます。この不動態皮膜によって、いつまでも美しいステンレスを保てるのです。

*サビとは・・・金属が酸素などと化合した化合物のことです。
普通の鉄は、とても高い温度や低い温度には、あまり強くありません。
しかし、ステンレスは大丈夫です。
1,000度の熱さにも耐えられ、石油ストーブの燃料筒や、自動車のマフラーなどに使用されています。また、マイナス196度になる液体窒素のタンクにも利用されています。
汚れが落ちやすく、お手入れが簡単です。みなさんの身の回りにある、システムキッチン、鍋や食器類などに用いられています。
ステンレスには、磁石につくものとつかないものがあります。
鉄にクロムを10.5%以上混ぜたステンレス(400系ステンレス)は磁石につきますが、鉄にクロム18%とニッケル8%を混ぜたステンレス(300系ステンレス)は磁石につきません。
300系ステンレスは食器・キッチン用品・浴槽・屋根などに使用され、400系ステンレスは刃物・自動車部品などに用いられています。

*300系ステンレスの中には、加工過程で組織が変化し磁性を持ってしまうものがあります。

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