作品カテゴリー：建築・土木部材 経団連ビル外装パネル（GRC版）ステンレス鉄筋 旭ビルウォール�� 選考理由 　GRC版は、ガラス繊維で補強したコンクリート版で軽量・強靭な特性をもち、建築デザインに合せた多様な設計が可能であるため、平成21年4月に竣工した新しい経団連会館の外装材にも全面的に採用された。 　GRC版に使用されるセメントは低アルカリ性の特殊セメントが用いられるため、従来内部に使用する安全筋や補強鋼材には防錆処理を施した金具やエポキシ樹脂被覆鉄筋などが使用されてきたが、クロム系ステンレス異形鉄筋は耐食性に優れ、品質安定性、コストにも優れていることからGRC版の補強鋼材として採用された。 　土木・建築物の意匠性向上、コンクリート部材の軽量・コンパクト化に貢献できる建材として各方面に採用されており、本作品はステンレス鉄筋の今後の活用を更に進めるものである。 使用鋼種：SUS 410-SD 使用量等：約 60トン 推薦会社：新日鐵住金ステンレス�� 戻る