作品カテゴリー:その他
ステンレス給水プレハブ配管工法「サップス工法」
樺キ谷工コーポレーション  
選考理由
 集合住宅の給水管は、一般に硬質塩ビライニング鋼管が広く使用されていたが、共用部の給水管をステンレス鋼管で施工する工法が開発された。
 サップス工法は、立配管を階高に合わせて標準化すると同時に、ステンレス管の特徴である大きな流量係数を考慮して、在来管種と比較してサイズダウンを行うことにより、コストの削減を可能にし、従来配管とほぼ同等のコストを実現した。
 さらに、国交省の超長期住宅先導的モデル事業に応募し採択され、将来の優良なストック住宅供給に寄与し、産業廃棄物削減やCO2排出量削減に貢献している。
 長期優良住宅の社会ニーズ実現には、経年劣化の少ないオールステンレス配管システムは不可欠であり、ステンレス需要拡大が期待される工法である。
使用鋼種:SUS 304
使用量等:約 5kg/1戸
推薦会社:日新製鋼