作品カテゴリー:建築・土木部材
東京タワー トップデッキ
合同会社 KAZ Shirane Studio
選考理由

 東京タワー開業60周年に伴う、大リニューアル工事。高さ250mに位置するトップデッキの内装が「全てが多面体の鏡面空間」として訪れる人に新たな体験や感動を与える場所に生まれ変わりました。
 また、空間体験も、およそ1000枚の三角形の鏡面ステンレス板で構成された空間はそれ自体でも幻想的かつ、見下ろす東京の風景を乱反射する「これまで見たことのない空間」といえます。夜はLED光での演出も加わり、一層来訪者を楽しませます。
 鏡面ステンレス板を使用した理由は、加工の多様性と耐久性です。鏡といえばガラス鏡ですが、施工上不可能で、耐久性の問題から、ステンレス鏡面仕上げを使用しました。
 ステンレスの特性を十分理解し、ステンレスの新たな可能性を示しました。
使用鋼種:SUS304(#800)
使用量等:約 520kg
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