サンコーポ浦安（H20)
共用部給水設備改修工事

サンコーポ浦安は、昭和53年に竣工した総戸数 1,101戸、SRC造、地上12階建て、全6棟の浦安地区有数の集合住宅です。
　竣工後30年を経過した共用部給水配管の更新工事では、検討を重ねた結果、環境性能やライフラインとしての信頼性、さらには、施工性・工期など数多くの課題へ対応できる優れた特性からステンレス配管を採用致しました。
　ステンレス鋼管は、軽量のため既存躯体への負担が少なく、狭いパイプシャフトや高所作業でも施工性が良いため、工期の短縮を図ることが出来ました。このため、断水による生活停止時間を短くすることができ、住民の方にも、とても喜ばれています。
　今回の東北地方太平洋沖大地震の影響により浦安地区は、液状化によるライフライン被害などの大きな影響がありましたが、改修後のステンレス配管には、特に損傷はなく、建屋内での給水機能には支障がなかったため、管理組合の方からは、大事な資産の維持が出来たと喜ばれています。