他の材料との比較

金属材料の性質はその材料が有する成分元素と結晶構造、そしてある形状になるまでに受けた加工条件、および熱処理条件などによって決まります。ステンレスも例外ではなく私達が身近にみるステンレスの板、棒、線、パイプ、鋳造、鍛造品など形は異なっていますが、それらの性質は上記要素によって決まるもので、形状の違いが本質的な因子とはなっていません。
最も需要の多い板(帯)を念頭にステンレスの物理的および機械的性質について比較します。

材料 熱伝導率
(W/m・℃)×10-2
線膨張係数
(×10-6)
比抵抗
(常温)Ωcm
密度
(常温)g/cm3
平均比熱
(J/kg・℃)×103
4.12 19 1.6×10-6 10.49 0.28
3.71 16.7 1.673×10-6 8.93 0.38
アルミニウム 1.95 23 2.69×10-6 2.70 0.88
クロム 0.96 17 12.9×10-6 7.19 0.75
ニッケル 0.84 12.8 6.884×10-6 8.90 0.46
炭素鋼 0.58 11 9.71×10-6 7.87 0.42
ステンレス SUS430 0.26 10.4 60×10-6 7.70 0.46
ステンレス SUS304 0.16 17.3 72×10-6 7.93 0.50
ステンレス SUS410 0.24 9.9 57×10-6 7.75 0.46
ステンレス SUS329J1 0.20 12.9 78×10-6 7.80 0.46
ステンレス SUS630 0.16 10.8 98×10-6 7.78 0.46
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