韓国における日本製ステンレス棒鋼に対するアンチダンピング措置の継続決定について

2020年11月16日

一般社団法人特殊鋼倶楽部 会長 樋口 眞哉
ステンレス協会 会長 井原 正規

韓国貿易委員会(KTC)は11月13日、日本から輸入されるステンレス棒鋼に対するアンチダンピング措置のサンセット見直し調査の結果、同措置を継続する旨の裁定をいたしました。
日本のステンレス棒鋼生産者は、KTCが実施したサンセット見直し調査への対応を通じ、日本製ステンレス棒鋼に対するアンチダンピング措置が撤廃されても、韓国国内産業に対し損害の存続又は再発をもたらさないことを主張してまいりました。
上記主張にもかかわらず、KTCは今回のサンセット見直し調査において、韓国国内産業の主張を優先させ、既に15年間以上にわたるアンチダンピング措置を更に継続する判断を下したことは、不当かつ極めて遺憾です。
日本ステンレス業界としては裁定の詳細を精査し、今後の対応を検討する所存です。
       

本件に関するご連絡/お問い合わせ先
一般社団法人特殊鋼倶楽部 TEL:03-3669-2081
ステンレス協会 TEL:03-3669-5691

このページのTOPに戻る